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明日から新年度
私がずっと関わってきた書類を抱え、職場のパートナーがよその部署へ異動していく
今月半ばに辞令は出たものの、震災もありこちらに残留
でもとうとうお別れ…

入社した時、書式を変えるからと、ひたすら打ち直した書類
中国語版も、読めもしないのに、漢字を一つ一つ打ち込んだ
そして紙だけだったものを、PCで全社内でみられるようにと
文書登録システムにひたすら登録、と
なかなか地味で大変なことを、思えばしていたものだ
その書類Aだけでなく、書類B~書類Dも登録しまくり
今は登録を終えた書類Eを新しく作っては登録
賽の河原ではないが、こんな会社人生

書類Eを相談できる人に去られるのは痛いし
長年の役目を手放す一抹の寂しさを感じながら
気持ちを奮い立たせてみる

…延期になった送別会はいつになるのかな
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2011.03.31 Thu l ■悠の日々 l コメント (0) トラックバック (0) l top
被災地の子どもたちに、ランドセルが贈られた
呼びかけたメーカーの心遣いは尊いと思いながら
なぜランドセルでなくてはいけないの?と思う
ランドセルがないと可哀想と周りが思い込み
決めつけるから、ない事が不幸になるのではないか?

私には皮のランドセルはなかった
病気のため体力がなくて
親の送迎で通学したから
背負う力も時間もない
もちろん、いくらかの憧れや思い入れはあったから
兄の空のランドセルを背負って、背負えるんだよとアピールしたことも
だけど学校が始まれば、重いランドセルなんて要らない
布製のランドセル(リュック)で困ったことはなかった

ハンデがあれば、たとえ周りと違っていても、自分なりの行動が必要になる
その覚悟を、ランドセルを与えなかった親から、知らずに教えられた気がする
(おかげで自意識が強すぎるという欠点も(^_^;)

過去を知らない子どもは柔軟に、その時の状況を生きることができる
だから、こうなんだろうと大人が規定しない方がいい
私が被災地の子どもたちに贈るとしたら
自分用のノートと鉛筆
自分用の画用紙とクレヨン
それぞれ自由に夢や想いを描き、記して
ずっと持っていてほしい
2011.03.31 Thu l ■悠の日々 l コメント (0) トラックバック (0) l top
携帯からのネットアクセスは省エネ
だけど得られる情報が限られてしまうから
せっかくの情報が届かないことも

在宅酸素の方への情報が心臓病の子どもを守る会のサイトに載っているらしく
障害関係のサイトやMLでリンクされているけれど、見られない
掲載期限が過ぎたのだろうか?
ほかのお知らせも、詳しい内容がPDFで読めない

被災者のための情報なら、携帯でも読めるようにした方がいい
それとも今時の避難所はネット接続できる環境なんだろうか
自宅で子どもを抱えている人には、携帯が情報源ではないか

震災後しばらくは、NHKラジオの放送がネットでも聴けたらしいけれど
それは被災者向けではないよね
パソコンで仕事しながら聞きたい人のためだったのかな
やり方の説明を聞く度謎だった

つい、目の前にある環境や自分ができることを基準に考えてしまうけれど
それがない状況を想像することが、被災者を助けようとするとき欠かせない
2011.03.30 Wed l ■悠の日々 l コメント (0) トラックバック (0) l top
一昨日は白木蓮の満開のさまを車窓からたくさんみかけた
こんなにいたんだ、普段見過ごしている
被災地で助かった樹のことも新聞に出ていた
災害に遭ったのは人だけではないけれど
大抵人のことばかり
他の生き物たちも奪われたんだよ、住みかを、命を

私は感覚が少し変かもしれない
実を付けた後には枯れてゆき、種から新たな草が生え
枯れた枝葉は土に還ってゆく、一年草の営みのように
どんな命も一度は死を迎えるものだし、次の土壌になるものと思う
そしてどんな形の死であれ、そこで逝くものだったのではないか、と
病いでも災害でも事故でも、犯罪も自殺も
加害者の罪は問わねばならないが同じこと
そう思うことで平静を保とうとしているだけなのかもしれない
けれど
何にせよ命が奪われたきっかけに怒り、恨み、自分の行動を後悔する
ならばどうしたら安らかになれるのか
どんな生命も同じ道を辿るというのに
当たり前のことを当然とは思えなくて
明日がずっと続く前提で暮らしを回す
何かが逆転していて、それで苦しんでいるみたい
上手く言えなくて誤解を招くかもしれないけれど

自分の前の道が途絶えなければ、ただ進むのみ
大揺れに周りの景色は変わってしまったけれど
大波の後、けもの道や道なき道となった人たちも
それぞれがかけがえのない道を、歩んでいる


いつもの通い路、初めての桜が開いた
今年は静かに眺めるがよい
2011.03.29 Tue l ■悠の日々 l コメント (0) トラックバック (0) l top
日曜日、地震以来初めて、ショッピング街へ
駅のエスカレーターが使えず、大分歩く
普段いかに頼っているかがよくわかった

エレベーターは大抵動いていたから、遠回りすれば楽できる
帰りの新京成では、駅に近づいた時の社内放送で
エスカレーターを止めているのでエレベーターを利用して、と
おおっ☆素晴らしい
エレベーターのない駅はエスカレーターが動いている
さすが田舎路線、乗客のニーズがわかっている

両方止めた駅もあると聞く
よく行く場所なら怒っても
たまに行くところなら黙っているかもしれない
階段を昇れるし、昔は他の選択肢がなかったから
行きたければ、行く必要があれば、ストレスなくできる方法をとると思う
なので、止めるなんてけしからんという言葉に頷きながらも、とても微妙な心持ちになる

困った時に訴えたのに聞く耳がないならけしからんけど
一般論だとしたら、向こうの事情もわからないままに言うことではないから

ただ、エスカレーター停止で思った
地面にホームがある駅は、ホームに改札がつく昔のままの形がいいと
橋上駅だから移動が大変になって、駅員でないと対応できなくなる
長い階段では心ある人も手を出せないけど
少しの段差なら、手伝いやすいはずだから
設備の有無以前にも考えるべき事があるように思う
2011.03.29 Tue l ■悠の日々 l コメント (0) トラックバック (0) l top
北風ビュービュー
寒すぎ(>_<)
部屋の陽射しの温もりさえも吹き飛ぶほど
よって本日引きこもり

平日は、当たり前に動いている職場
でも外に行けば、土曜ダイヤのバス
間引き運転の電車
帰りのラッシュ時は、早々に客が降りていき、ガラガラになる
早終いのATMやお店
うっかり道草くうと、おしまいになってしまう
牛乳や乳製品、インスタント麺、缶詰の棚は空いたまま
人々もひっそり静かな感じ

窓の開かない、日中も電灯の点る職場にいることが
いつも以上にしんどいのだけれど
変わりなく過ごせることに救われてもいる

職場に届いた震災翌日位の中国からのメールタイトル
「日本加油 大家加油」
ガソリン不足を予見?
という訳ではなくて
日本頑張れ、みなさん頑張って
といった意味らしい
思わず辞書を確認したら
油は油だし、加も日本語と変わらず
給油という意味もある
…かの地では人間も油で動くとか ('')?
ま、今回は大きい家(ガソリンスタンド)に加える油も必要で
素敵な激励メールでした

緊急地震速報はなるべくきかない
あると却ってこたえるから
親はないと気が済まないらしい
同じ家にいなくてよかった…(^_^;)

それにしても
童謡、唱歌や懐かしの昭和歌謡の放送があれば
一緒に歌えて気が紛れるし、体にもよさそうだ
ついでに、緊急よいこと速報も入るように設定
そんな放送局はないかしら
2011.03.26 Sat l ■悠の日々 l コメント (0) トラックバック (0) l top
被災者ではないのに、大変なんて言ってはいられない
それでも不便なものは不便だし
明るさの復活した職場で、生命維持のために停電に怯える方々へ電力を分けたいのにと、ストレスが増したから
そのやりきれなさを放ってはおけない
何かしてかわしていかねば

様々な情報が流れ、色々な思いが表明される
でも今大事なのは、大勢にあてはまることよりも
ひとりひとりに必要な情報が届くようにすること
被災地ではなくても、ささいな大変さであっても
その人の言葉に耳を傾け大変さを和らげられるようしていくこと
ではないだろうか

マスコミにはできないし
何かに頼っていては見過ごしてしまうこと


そして思う
今は踏ん張り時かも
頑張るのではなくて

地面が揺れるのだもの
当たり前だったことが通用しないのだもの
踏ん張って、落ち着くのを待つ時では、と

自分には何もできない、と
何故生き残ったのだろうと
大地震で重荷を負った人も
頑張りよりも踏ん張りを!

できることを今見いだせないとしても
あなたの力が必要になる時がくるから
2011.03.26 Sat l ■悠の日々 l コメント (0) トラックバック (0) l top
昨日書こうと思っていたのに
夜少し横になったらそのまま爆睡
おかげでご飯も薬も飛んだ…(+_+)

今日は朝からよく揺れた
カラスが騒がしい
大勢集まって会議しているみたい
いつもと違う昨今
我々カラスとしてはどうすべきか
とでもいうように
漸く静かになった
1時間以上しゃべくっていたなあ
あ、でもまだ時々何か言っている
人と違うものを感じているのなら
もしや微量の放射能も感じてる?

うちの辺りは停電がない
そういう地域に在宅酸素や人工呼吸器の方を招きたい
自宅で過ごせたらいいのだけれど、停電で何ヶ月もこんな状況なら
個人というか、患者や家族に負担を負わせるのでなく
停電しない地域で過ごす(それも患者には負担だが)という選択肢をつくれないだろうか

色々思うことはあるけれど、自分に余裕がないことがもどかしい

福島のこと、楽観していないが、悲観もしない
ただ、1、2段階先を見越して、一人では動けない人たち、乳幼児と母親を遠くに避難させるという
当たり前の策ができないことを憂う
動ける人は放っておいても逃げるのだから
逃げ難い人や悪影響を多く受ける人をまず助けないと
何度も動く負担を減らすために、なるべく遠くで落ち着くところへ
2011.03.23 Wed l ■悠の日々 l コメント (0) トラックバック (0) l top
ネットをできない人たちが、やり場のない気持ちを持て余す
停電の予定も、市の対応も、電話がかからなければ得られない
電車やバスの運行も、行ってみなければわからない
支援物資を提供しようにも、収集場所までの足がない
この非常時に宅配で送ればいいという発想のない高齢者
耐乏生活の知恵を持つ人たちは、家でひっそり過ごしている

知恵を授けても、理解され難い
昭和半ばの暮らしは遠すぎるのか
古き良き時代を映す映画で、郷愁だけ味わっていたのか

花粉症の鼻水なら、さほど不潔ではないから
布で拭き取り洗えばいい(水がある地域ならば)
ティッシュのない時代があった、ない地域があった
そこでも何かの方法はあったのだ

何が大事か、何を優先するか、見定める知恵をもちたい
2011.03.20 Sun l ■悠の日々 l コメント (0) トラックバック (0) l top
まだまだ揺れる
昨夜の茨城震度5では、風鈴がだいぶ鳴ったが
風呂の水は静かだった
(前に余震で、水がガバガバ音をたてたことが一度ある)
震度だけでは計れない何かがある

髪を切った
この際短髪に、とも思ったが、結局思い切れず
しっぽも他も少し短く、まとめられる形は維持
説明が面倒だから自分で切った
しっぽの長さが微妙だけど、少し軽くなった

思う以上に疲れている感じ
体の疲れではないので、何をしたらいいのか…

あ、それから、近所の沈丁花が満開
いつもはひな祭りの頃咲くのに、今年は遅くて
開花に気がついたのは今週始め
時はいく分違っても、確実に流れは進むんだね
桜も密かに準備を進めているんだね、きっと☆
2011.03.20 Sun l ■悠の日々 l コメント (0) トラックバック (0) l top